トヨタは、F1に復帰するためにエンジンを開発しているとの噂を否定した。16日(木)、ホンダが2015年からF1に復帰することを正式発表。ライバル企業であるトヨタの動向に注目が集まっている。一部報道では、トヨタが今後数年以内にF1復帰を検討しているとされているが、トヨタ・モータースポーツは、その噂は真実ではないと述べた。
「F1に復帰する予定はありません。ここではトヨタのF1に関する作業は行われていません」「ただし、もちろん多くのF1チームが、独自の開発をするために我々の施設を利用しています」トヨタはF1復帰には取り組んでいないが、ケルンの本部ではWECに参戦しているTS030ハイブリッドが開発されている。また、トヨタがF1から撤退するわずか2年前に完成した最先端の風洞は、複数のF1チームが利用している。フェラーリもそのひとつであり、2011年と2012年の相関問題のあと、マラネロの風洞を再建しているため、ケルンの風洞でF138を開発している。関連:ホンダ、F1復帰を正式発表!マクラーレン・ホンダ復活!