トロ・ロッソのドライバーであるハイメ・アルグエルスアリは、トロ・ロッソが今週末のF1韓国GPでもFダクトを走らせないことを認めた。トロ・ロッソは、シーズン最終の空力テストでFダクトをテストしたが、好ましい結果は得られなかった。ハイメ・アルグエルスアリは、Fダクトが1.2キロのストレートを特徴とする韓国インターナショナルサーキットでは有益だっただろうと語る。
「韓国に向かう直前、シーズン最後のSTR5を走らせたけど、僕たちは韓国でFダクトを走らせないことに決定した。期待していた結果を生み出していなかった。今回のサーキットのレイアウトではアドバンテージを与えたはずなので残念だ」トロ・ロッソは、F1イタリアGPのフリー走行で初めてFダクトを走らせたが、まだレースではFダクトをデビューさせていない。今回の決定はコンストラクターズ選手権で8位のザウバーに28ポイントを付けられているトロ・ロッソにとっては大きな打撃となる。それでも、ハイメ・アルグエルスアリはトロ・ロッソが韓国で成功した週末を過ごせると考えている。「週末についてはまだ楽観視している。今回のトラックは全員にとって新しいし、チームのシミュレーションツールは以前のデータを基にしているわけではないので、ビッグチームとスモールチームの土台は同じかもしれない」「マシンを走らせるという点では、うまく当たって、インテリジェンスな仕事ができれば、良い結果が得られるかもしれない。とにかく、新しいトラック、新しい国、新しい文化を探ることをいつもエキサイティングなことなので楽しみにしているよ」