トロ・ロッソは、F1スペインGP決勝で、ハイメ・アルグエルスアリが10位、セバスチャン・ブエミはリタイアだった。ハイメ・アルグエルスアリ (10位)「いろいろとあったレースでポイントを獲得できたのだから満足するべきだろう。ピットストップでは左フロント・ホイールのナットが動かなくなり、チャンドックとの接触ではペナルティをとられた。でも、ハプニングもレースの一部だからね。良いスタートが切れたのは嬉しい。良いレースにするには、スタート直後に他のクルマを抜くことが重要だった」
「後続集団はすごく遅くて、あまり道を譲ってくれないので周回遅れにするのが大変だった。とても力強いペースで戦えたレースだったので、もっと上のポジションでフィニッシュできなかったのは残念だけれども、10位でも嬉しい。次のモナコは僕にとってはもっと可能性が高いと思う。僕はいろいろと学んでいるし、チームやクルマにも期待できる。モナコは初めてのコースなので、良く学ばなければポイントは獲得できないだろう。次のレースに関しては張り切っているよ」セバスチャン・ブエミ (リタイア)「ライトが消えた瞬間は良いスタートを切れたが、その少し後に左側からデ・ラ・ロサを抜こうとしたら、彼が突然僕の方にクルマを寄せた。危なかった。その衝撃でフロントウィングが壊れて、ノーズ交換のためにピットインしなければならなかった。その後のペースも悪くはなかったが、ピットレーンのルール違反でドライブスルー・ペナルティを科せられた。でも、その理由が良く分からない。最終的には油圧系の問題が発生し、ガレージでリタイヤすることになった。でも、あと数日でモナコなので、また挑戦してシーズン初の良いリザルトを達成したい」フランツ・トスト「レース序盤はもっと良いリザルトを期待していたが、マネー・サービス・グループのF1デビュー戦でポイントを獲得できて嬉しく思っている。今回もハイメがスタートで9位までポジションを上げるという素晴らしい仕事をしてくれた。残念ながら、ピットストップでは左フロント・ホイールのナットが動かなくなるというトラブルがあった。これでいくつかポジションを落としてしまった。その後、ヒスパニアのチャンドックを周回遅れにするときの接触事故でドライブスルー・ペナルティを科せられた。ハイメは終盤にとても良いラップタイムを記録していた。今回もポイントが獲得できて良かった。セバスチャンに関しては、今回も接触事故があった。今回の相手はデ・ラ・ロサだ。ノーズ交換のピットインをしなければならず、その後、ピットから出るドライビングが危険だったということで、彼もドライブスルー・ペナルティーを科せられた。最後は油圧系トラブルでリタイヤしなければならなかったが、これからその問題については調査を行う。しかし、もうすぐ良いリザルトが達成できると思う」関連:F1スペインGP:マーク・ウェバーが今季初優勝!
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