トロ・ロッソは、2008年F1第2戦 マレーシアGP決勝レースで、2台揃ってリタイアとなった。セバスチャン・ブルデーは、ギアボックスに問題が生じ、1周目でリアイア。セバシチャン・ベッテルは、レース中盤にマシンのリアから出火し、マシンを止めた。トロ・ロッソにとっては信頼性に課題を残す週末となった。
セバスチャン・ベッテル (リタイア)「ギアのシフトとパワーステアリングに問題を持ってスタートした。それからバックエンドから火が出て、ストップするために脇に寄せた。すべてがオーバーヒートしているとき、ときどき起こることだ。それまではそれなりのレースをしていた。第1スティントではアンダーステアが強くて、タイヤにグレイニングが出た。第2スティントはもっとよかったよ」セバスチャン・ブルデー (リタイア)「スタートは良かったが、そのあと2速のままスタックしているのに気づいた。ターン4までは右側から追い越され、ターン5では内側にいた僕の隣に誰かが来て、ターン6でアウトサイドから右に曲がろうとしたら、汚れた側に行ってしまい、マシンがこらえきれずにグラベルの中にスピンしてしまった。それで僕のレースは終わったよ」
全文を読む