先日、レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツが、トロ・ロッソを売却する意思を示した。それを受けて、トロ・ロッソの共同オーナーであるゲルハルト・ベルガーが現在の心境を語った。「ディートリッヒの決定を残念に思う。だが、私はそれを理解している。2005年末にミナルディを買ったとき、チームをグリッドの後方から中団まであげることを決意した。彼は財政面を世話し、私はレースを世話した。」
「我々のコンセプトは明白だった。マシンを造るためにレットブル・テクノロジーを使用すること。それはすべてルールに合致していた。しかし、パドック誰もがそれを歓迎しなかった。そして、2010年に導入される新しいルールでは、もうレッドブルにとってセカンドチームをサポートする理由はなくなった。レッドブルは偉大なパートナーであり、それは本当に必要なので、とても落胆した。しかし、ディートリッヒが続けたくないなら、どのように続けるべきかについて理解しなければならない。「私は、我々が課したゴールに到達したい。それが可能かはわからないが、戦うことを愛しているし、金儲けには興味はない。私の情熱はレーシングであり、チームとともにF1にいたいし、私がここで進歩する手段を与えることが出来る限り、ここにいるだろう。彼のインタビューで、チームがきちんと運営される場合のみ、売りに出すと主張した。私は彼が彼の言葉を守るとわかっている。彼は守れない約束はしない。それは、しばらくの間、チームが何も変わらないことを意味する。」「2008年には何も起こらないだろうし、2009年にわかるだろう。チームの誰もがその時を心配していることはわかっている。しかし今は、我々が何ができるかを示さなければならないんだ!」