Toro Rosso STR2Bトロ・ロッソの2008年F1マシン「STR2B」。昨年マシンSTR2をそのまま使用するカタチだ。STR2はレッドブルRB3を改良したマシンだが、ギアボックスには今季RB4に使用されるものではなく、昨年使用したSTR2のものを大型化し、耐久性を向上させ、ケーシングの補強改造を施したものを搭載する。
これはルノーエンジンを搭載するRB4のギアボックスは、フェラーリエンジンを搭載するSTR2とはクランクシャフトの位置が異なり、そのまま使用できなかったというのが理由のようだ。トロ・ロッソは、シーズン中盤からレッドブルRB4をベースとした「STR3」を投入することを認めている。<トロ・ロッソ STR2B 主要諸元表シャシーコンポジット・モノコック構造、フェラーリV8 056エンジン搭載(ストレスメンバー)トランスミッション縦置き7速ギヤボックス サスペンション上下カーボンウィッシュボーン、プッシュロッド、トーションバースプリング、アンチ・ロール・バーブレーキブレンボ製キャリパー、ヒトコ製カーボンディスク及びパッド ホイールAVUSレーシングタイヤブリヂストン <エンジン>エンジンフェラーリ・タイプ056シリンダー数2398ccシリンダーブロックアルミニウム鋳造、90度バルブ数32ピストン・ボア98mm重量95kg
全文を読む