トロ・ロッソのチーム代表であるフランツ・トストは、2010年も現在と同じランナップでいきたいと考えている。セバスチャン・ブエミかハイメ・アルグエルスアリのどちらかを交替させる予定はあるかと尋ねられたフランツ・トストは「ノー」とコメント。しかし、フランツ・トストは、最終的な決定はレッドブルのチームオーナーであるディートリッヒ・マテシッツによってオーストリア本部で承認されることを認めている。
フランツ・トストは、シーズン途中からセバスチャン・ブルデーの後任として加わったルーキーのハイメ・アルグエルスアリ、そして特にセバスチャン・ブエミに満足していると語る。「ブエミがフランス人(ブルデー)よりはるか先にいたので、我々は、経験豊富なドライバーと新人という当初の計画を諦めなければならなかった」「現在、レッドブルは再び新しい世代のためにトロ・ロッソを学校にしている」フランツ・トストは以下のようにブエミを評価する。「まず、彼は予選でブルデーを抑えていた。シンガポールもそうだが、彼はこれまで土曜日にハイメ・アルグエルスアリよりも明らかに速い」「彼の最も十よな強さは、彼の仕事に対する態度同様に、優れた基本スピードにある。彼が自分自身にあまりにプレッシャーをかけすぎて、落ち込みやすいことは残念だ」「ブエミは、F1ドライバーの発展プロセスに3年かかることを受け入れなければならない」印象的な2008年とは違い、今シーズンのトロ・ロッソは大部分をフィールドの後方で過ごしている。しかし、トストは失望してはいないと主張する。「我々はたぶん最も小さなチームなので、現実的なままでいなければならない。加えて、我々は現在、来年に集中している。我々のテクニカルディレクターであるジョルジオ・アスカネリは、フィエンツァで新車を作っているので、シンガポールにはいなあかった」