トロロッソ・ホンダは、F1カナダGPの金曜フリー走行でアレクサンダー・アルボンが14番手、ダニール・クビアトが15番手だった。アレクサンダー・アルボン (14番手)「チームにとって厳しい一日だった。明日のために今夜は課題を持ち帰り、解決策を見つけだすために最善を尽くさなければならない」
「マシンのバランスはそれほど悪くないけど、いいペースがつかめていないので、その理由を見つけださなければならない。これまでもシーズンの中でタフなセッションはあったし、今日得たデータから明日のためへの解決策を見出すことができると信じている」ダニール・クビアト (15番手)「今日のセッションは興味深い結果になった。このサーキットではいつも、金曜の夜に予選日のために多くの作業が必要となる。だから、今日のP1とP2から『なにが足りなかったのか。小さいことが大きな違いにつながるので、他チームと比べて何が足りていないのかを今夜中に解明できれば明日は大丈夫だろう。このサーキットは前回のように僕たちに合ったサーキットではないかもしれないけど、残りのレースウイークをよりよいものにできればと思っている」ジョナサン・エドルズ (チーフレースエンジニア)「路面が埃まみれのかなり汚れた状態でスタートしたので、特にサーキットにッフ慣れたアレックスにとってはFP1の最初の走行は周回数を重ねて一貫してビルドアップすることが重要だった。全員にとってグリップレベルは非常に低かったが、我々は他よりも苦労していたようだ。それに対処するために1回目のセッション中にいくつか変更を施した。モントリオールは路面の進化率によってテストを実施するのはかなり難しのでFP1では大きなテストアイテムは計画しておらず、我々はグリップとマシンバランスの調整に大部分の時間を費やした。だが、どちらのドライバーもクルマのバランス面だけでなく、全体的なグリップレベルににまったく満足できないままFP1を終えた。FP1で確認できたことに基づいてかなりのセットアップ変更を施してFP2に臨んだ。状況は改善していたが、戦闘力という点では期待しているところにはきていない。まだもう少し見い出せるはずだ。このセッションではクルマは良くなったものの、彼らはまだ全体的なグリップに苦しんでいた。高い路面温度によるオーバーヒートも問題だ。だが、今日は他チームの方が我々よりもうまく管理していたようた。ここではグレイニングが大きな問題になると予想しており、C4とC5で発生していた。クルマにどのような変更を施すべきかを確認するため、まだやらなければならない作業は大量にある」
全文を読む