トロ・ロッソは、F1ベルギーGP決勝レースで、セバスチャン・ブエミが12位、ハイメ・アルグエルスアリはリタイアだった。セバスチャン・ブエミは16番グリッド、ハイメ・アルグエルスアリは17番グリッドからスタート。アルグエルスアリは、オープニングラップでの多重事故に巻き込まれ早々のリタイア。ブエミは、レース後半にヘイキ・コバライネンの後ろで苦戦を強いられたため、1ストップから2ストップ戦略に変更したが、うまく機能せず12位でレースを終えた。
アルグエルスアリを含む4名の事故は、レース後の審議対象となっている。セバスチャン・ブエミ (12位)「安定したレースを走ることができた。ミスもなく、クルマも全てが順調だった。コバライネンよりも僕の方が速かったのに、彼を抜けなかったのは残念だった。でも、トライはした。1ストップ戦略の方が僕には良かったかもしれない。1周目のアクシデントには巻きこまれなかったが、たぶん、破片を拾っていたのだと思う。その後の数周はフロントウィングがおかしかった。縁石に乗り上げて振り落とそうとしたが、最終的には良くなった。全体的に良いレースだったと思う。低ダウンフォースのセットアップで走るモンツァでも、また良いレースが戦えることを期待している」 ハイメ・アルグエルスアリ (リタイア)「僕のレースはすぐに終わってしまった。レースでは良くあることなので、受け入れるしかない。スタートは悪くなかったし、クルマも調子が良かった。ターン2でジェンソンがスピンし、それを左へ避けたハミルトンと接触した。レースを継続できないほどのダメージを負ってしまった。今後のレースに期待したい」フランツ・トスト「ハイメは第2コーナーでのハミルトンとの接触事故で終わってしまった。セバスチャンは良いスタートで、2周目には11位へ上昇した。良い第1スティントだった。第2スティントでは、コヴァライネンの後ろから抜け出せなかったので、2回目のピットストップを早めに行うことに決めた。しかし、その頃にはレースは我々に不利な状況になっていた。今回のことでも、やはり良いリザルトを得るには、予選の順位が重要だということが分かった」 レース結果:F1ベルギーGP 決勝:ライコネンが今季初優勝!フィジケラ2位