トロロッソ・ホンダの2019年のドライバー候補にF2ドライバーのアレクサンダー・アルボンの名前が新たに加えられた。トロロッソ・ホンダは、2019年にレッドブル・レーシングに昇格するピエール・ガスリーの後任としてダニール・クビアトの復帰を発表しているが、ブレンドン・ハートレーの残留はまだ確定していない。
ブレンドン・ハートレーは、F1日本GPの予選でキャリアベストとなる6番グリッドを獲得してレッドブル首脳陣の注意を引いたが、決勝ではスタートで出遅れて13位と結果を残すことができなかった。ブレンドン・ハートレーは「結果には示すことができていないけど、自分がレース毎に強くなっているのはわかっている」と鈴鹿でコメント。「とにかく1レース毎にベストを尽くすことに集中しているし、来年のグリッドに自分がいることを期待している」多くの専門家は、メルセデスとの契約を解消したパスカル・ウェーレインが最有力候補だと考えている。レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコもパスカル・ウェーレインが候補者であることを認めつつ、“ショートリスト”をアルファベット順に並べるとパスカル・ウェーレインは“はるかに下だ”と冗談で語っている。そんな中、ドイツの Auto Bild は、新たなドライバー候補としてアレクサンダー・アルボンの名前を報じている。今年F2に参戦する英国とタイのハーフ(国籍はタイ)であるアレクサンダー・アルボンは、チャンピオンシップリーダーのジョージ・ラッセルに次ぐ、ランキング2位につけている。また、アレクサンダー・アルボンは、今年メルセデスのシミュレーター作業を担当している。アレクサンダー・アルボンは、2012年にレッドブルのジュニア・プログラムに参加していたが、参戦したフォーミュラ・ルノーで結果を残せず、1年でプログラムを外れている。しかし、アレクサンダー・アルボンは、2018/19年シーズンのフォーミュラEにセバスチャン・ブエミのチームメトとしてNissan e.damsから参戦することが決定している。来季のフォーミュラEはF1と数戦で日程が衝突している。
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