トロロッソ・ホンダのチーム代表フランツ・トストが、ピエール・ガスリーが9位入賞、ブレンドン・ハートレーが14位完走を果たしたF1ベルギーGPの決勝レースを振り返った。高速サーキットであるスパ・フランコルシャンは、トロロッソ・ホンダのマシンとは相性がよくないサーキットであり、苦戦が予想されていた。
しかし、ピエール・ガスリーはトップと同一周回で9位でフィニッシュして2ポイントを獲得。ブレンドン・ハートレーもタイヤ交換を32周まで引き延ばしてガスリーをアシストし、14位で完走を果たした。フランツ・トストは、コンストラクターズチャンピオンシップにとって非常に重要な2ポイントを獲得できたと語る。「スパ・フランコルシャンは我々のマシンと相性がよくないサーキットなので、難しい週末になることを覚悟していた。それだけに、ピエールが9位でフィニッシュし、ポイントを獲得できたことをとてもうれしく思う」とフランツ・トストはコメント。「昨日の予選でも11番手、12番手とまずまずの結果を残せた。レース序盤、ターン1で起きたアクシデントは、幸運にも2台ともが無傷で切り抜けることができた。クラッシュに巻き込まれたマシンのドライバーもケガがなくて本当によかった」「ピエールは、スタートからチェッカーフラッグを受けるまで一貫していい走りを見せてくれた。いいペースを保ちつつタイヤもうまくマネージメントしており、9位入賞にふさわしいレースだったと思う。ブレンドンに関しては、レース序盤のアクシデントの影響によりいくつかポジションを失ってしまい、アンラッキーな部分があった」「今日のレースはブレンドンがソフト、ピエールはスーパーソフトと、それぞれ異なるタイヤ戦略で挑んだ。スーパーソフトは期待していたよりもよく機能していたので、ガスリーのマシンのピットインのタイミングを引き延ばすことができた。それも一つの要因となり、レースを無事に走り終えることができた」「今日は、コンストラクターズチャンピオンシップでも非常に重要な2ポイントを獲得できたのでよかった。次戦はチームにとってのホームとなるイタリアでのレースに挑む!」関連:F1ベルギーGP 結果 | セバスチャン・ベッテルが今季5勝目!