トロロッソのチーフエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、F1ドイツGP 予選でのトロロッソ・ホンダのパフォーマンスを振り返った。F1ドイツGPの予選でトロロッソ・ホンダは2台揃ってQ1で敗退。ピエール・ガスリーは1分13秒749で17番手、ブレンドン・ハートレーは1分14秒045で18番手だった。
「昨日のセッションで改善点を見つけたので、今日の3回目のフリー走行と予選で使うタイヤの作戦に変更を加えた」とジョナサン・エドルズはコメント。「残念なことにフリー走行中に雨が降ってしまい、予定していたドライでのセッティングを試すことができなかった。雨は思ったよりも強く降ったために多くのラップはこなせなかったが、セッション終盤で少し走ることができ、マシンの挙動を見ることができた。また、予選で雨が降った場合の方向性を確かめるのに有効に活用できた」「ドライバーもいいフィーリングを持って予選に臨んだが、結果としては今日はチームとしてペースをつかむのが難しい1日となってしまった。今日のタイムを見ると、やはり中団チームのタイム差は僅差で、0.05秒が大きく勝敗を分けてしまう展開となった」「昨日のロングランを試したときの感触はよく、チームもタイヤのマネージメントもいつもレースのときの方がいいため、明日の決勝レースに対してはポジティブに捉えている。後方からのスタートとなるためレースではオーバーテイクが必要となり、困難なレースが予想されるが、あらゆることが起こりうると思っている」「明日いい結果でレースを終えることができるように、持ち込んだすべての戦略を振り返り、明日に備えたいと思う」関連:F1ドイツGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション
全文を読む