トロロッソ・ホンダでコンサルタント的な役割を担ってきたジョーン・ブースがチームを離脱したことが明らかになった。元マノーF1のチーム代表であるジョン・ブースは、2016年4月にトロロッソのレーシングディレクターに就任。ドライバーとチームの運営をサポートするコンサルタント的な役割を担ってきた。
しかし、ジョン・ブースがチーム代表を務めるマノーWECチームは、今期からLMP1クラスへ以降。プログラムの強化に伴い、ジョン・ブースはF1から身を引くことを決定した。「トロロッソとの私の関わりは自然な終わりを迎えた。私は今のF1にはあまりに年を取りすぎているかもしれない。それで十分ではないか?」とジョン・ブースは Autosport にコメント。ジョン・ブースは、トロロッソのワークスエンジンパートナーとしてホンダが到着し、チームのリソースが増えたことが離脱の原因ではないかとの見方を否定した。「このように説明しよう。私の年齢では飛行機での移動やホテル暮らしなどに疲れてしまうものだ。その一方で、私はプライベートでの旅行は好きだがね・・・何度か日本に帰ることさえあるかもしれない」2年間LMP2クラスを戦ったマノーWECチームは、今期からジネッタとペアを組んでLMP1クラスに挑む。「これからはLMP1クラスのプログラムに完全に集中する」とジョン・ブースは付け加えた」「トヨタに勝つチャンスはないかもしれないが、我々には多くの計画がある。我々は1億ユーロも持っていない。それにLMP1はF1と同じようにパフォーマンスを買うことができる」