トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジョームス・キーが、トロロッソ・ホンダのF1中国GPの予選を振り返った。前戦バーレーンGPではピエール・ガスリーがQ3に進出して4位入賞を果たすなど大躍進を果たしたトロロッソ・ホンダだが、今週末の上海では一転して厳しい週末を過ごしている。
ピエール・ガスリーはQ1で敗退して17番手。ブレンドン・ハートレーはQ2に進出したものの、そのなかで最下位となる15番手でセッションを終えた。「想定していたよりも厳しい週末になりました」とジェームス・キーは語る。「このサーキットと私たちのマシンの相性はあまりよくないのかもしれませんが、明日は今日よりもいいパフォーマンスをしたいと思っています。寒さと風は私たちにとってはマイナスのようです。このコンディションの中で我々はマシンのセットアップに苦戦していますが、どのチームにとっても条件は同じです」「特にピエールは終日マシンの扱いに苦労していましたし、昨日の方がマシンのバランスがよく、競争力があったと感じています。これから分析を行い、今日の予選でQ1敗退となってしまった原因を突き止めなければなりません」「ブレンドンはラップタイムを徐々に上げながら、Q2進出を果たしましたが、我々が望んだほどの結果ではありませんでした」「今日の結果を受け止めて、気温が上がる明日はもっといい結果を出せればと思っています。全体的には不満の残る予選結果でしたし、今日うまくいかなかった原因を突き止める必要があります」関連:・ホンダF1 「チームとしては残念な予選結果だがパワーユニットは順調」