トロ・ロッソは、F1メキシコグランプリの土曜日にトラブルが多発。ピエール・ガスリーはフリー走行3回目にターボが故障して予選に出走することができず、ブレンドン・ハートレーは予選Q2で類似した問題が発生してタイムを記録することができなかった。ブレンドン・ハートレー (13番手)「今日はちょっとフラストレーションが溜まったよ! 全力で立ち向かうことができなかったのでちょっと残念だし、僕たちには戦えるチャンスがあったと思う。今日は間違いなくウィリアムズの前になっていた可能性があった」
「Q2のターン1のブレーキングは狙い通りだと感じていたし、そのラップでは気合が入っていた。エンジンが爆発したときは・・・何が起こったのかわからなかったよ! ラップ毎に常に自信がついてきているし、Q2で一発食らわせるのを本当に楽しみにしていた。クルマに乗っていてフィーリングはどんどん良くなっているし、オースティンが厳しい仕事だったとすれば、もっと準備が整った状態でここに来た・・・それは確かだ。メキシコは本当に楽しトラックだし、明日は最高のレースをするために全力を尽くすつもりだ」ピエール・ガスリー「今週末はピットウォールでエンジニアとかなりの時間を過ごしているよ! 実際、僕たちにできることは何もない。FP2で問題が発生した後、昨晩、僕たちはエンジンを交換したけど、FP3の後にまた交換することになり、予選までにそれを行う時間はなかった。僕にとって新しいトラックだし、ウルトラソフトで走ったこともないので、本当にはプッシュして、どのようにドライブすればいいかを確認にしたかった。本当に変な週末だった。本当に厳しい。唯一僕が望んでいることは、クルマに慣れるために周回を重ねて、もっと快適にして、トラックを学ぶことだからね。あまり準備ができてないのは確かだ。トラックを初めてプッシュするのは明日の1周目だからね! レースに備えて、今夜と明日はスタッフと作業を続けていく」ジョナサン・エドルズ(チーフレースエンジニア) 「昨日は難しい一日だと思っていたが、今日のパワーユニットに起きた数々の問題ほどではなかった。残念ながら、ピエールはFP3で最初のタイムドラップをスタートした際、ターボが故障したため、セッションを終えなければならなくなった。マシンが戻ってきて修復を試みたものの、最初に考えていたよりも、もっと広範囲に及んでいることが分かった。そのため、パワーユニットをすべて取り外さなければならなくなったのだが、パーツの制限により、新しいパワーユニットを完全に構築できず、予選までにマシンの準備を間に合わせられず、ピエールの一日はそれで終了した。ブレンドンは本当に素晴らしいFP3を過ごした。タイヤについて多くを学び、彼自身、ラップ毎に今でも成長を続けている。FP3の最後にはタイヤの動き方にかなり満足しており、最大のパフォーマンスを引き出すために必要なことも理解していた。予選にはかなり期待して臨み、特にQ1ではこのマシンにその力があることを示していたと思う。Q2でもそこからさらに築いていこうとしており、ウィリアムズにチャレンジしもしかすれば前に出られる可能性もある気がしていたが、またもターボの故障で予選が短縮されてしまい残念だ。チャレンジングな一日だったし、今夜はなぜ我々のマシンに載せたパワーユニットがこれほどたくさんダメになってしまっているのか理解しなければならない! 残念ながら、明日もまた我々にとっては難しい一日になりそうだ。それでも、今日のことは忘れて、明日を見据えてポジティブに、レースではあらゆるチャンスを生かせるようポジティブなままでいるつもりだ!」関連:F1メキシコGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション
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