トロ・ロッソは、テクニカルディレクターのジェームス・キーとの契約延長に合意したことを発表した。契約期間は非公開。ジェームス・キーは、2012年にザウバーからトロ・ロッソに移籍。トロ・ロッソでのその手腕は高く評価されており、姉妹チームのレッドブルやフェラーリへの移籍が噂されてきた。
「トロ・ロッソでの仕事を継続し、またレッドブル・ファミリーの一員として残れることを嬉しく思っている」とジェームス・キーはコメント。「私が心からリスペクトするチームであり、この5年間、一緒に楽しく仕事をしてきた。今は、将来に向けてのプロジェクトを続けていくことを楽しみにしている」「スクーデリア・トロ・ロッソは特殊なチームだ。2カ国に分かれて仕事をするというチャレンジに直面しつつ、1つのチームとして自立しながら、レッドブルのドライバープログラムの一部という重要な役割を担っている」「それらをきとんとこなしていくのはチャレンジであり、しかも、それに取り組みながら、毎年、成長を続けていかなければならない」「最も重要なことは、一緒に働くスクーデリア・トロ・ロッソの全員が誰にも負けない人々であることだ。プロフェッショナルで野心があり、集中力も高い。チームのパフォーマンスを改善するために信じられないくらい懸命に仕事をする人たちばかりだ。今後も同じような献身と楽観性を持って懸命に頑張っていく」「フランツ・トストとレッドブルの継続したサポートと信頼に感謝したい。我々にはやらなければならないことはもっとたくさんある。我々ゴールに向かってトロ・ロッソと一緒に次のステップを果たしていくことを楽しみにしている」 トロ・ロッソ代表フランツ・トストは、ジョームス・キーがチームで最も重要な人物の一人だと語った。「F1はチームスポーツではあるが、それでも個人の力が違いを生むこともできる。ここまでの我々との時間で、ジェームスは技術面の運営を率いることで実際にその違いを生み出せることを証明してきた」「パドックで評価されているシャシー、空力パッケージを生み出すことに優れているだけでなく、ファエンツァとビスターの両方で協力して取り組む様々な部署の力を最大に引き出す上で必要なマネジメントスキルも発揮してくれている」「だからこそ、ジェームスが今後も我々と一緒にこの実りの多いプロセスを継続してくれることを嬉しくと思う」
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