トロ・ロッソは、F1スペインGP初日のフリー走行で、セバスチャン・ブエミが9番手、セバスチャン・ブルデーが11番手だった。セバスチャン・ブエミ (9番手)午前中のセッションでは今週末のクルマに投入されている新しい空力パーツの評価を初めて行った。午前中はまだコースがグリーンで汚れていたし、他のクルマの燃料搭載量や装着していたタイヤも分からなかったので、どれくらいの効果があるものなのか正確に判断するのは難しい。しかし、全体的にはポジティブな感じなので、チームの方向性は間違っていないと思う。
午後はリヤブレーキに問題が発生した。残念ながら第2セッションのスタート直後の出来事だったので、走行時間が短くなってしまった。スタート早々残念だったが、仕方のないことだ。第2セッションのブルデのデータとぼくのデータを細かく検討し、路面コンディションの変化なども考えて、明日は遅れを取り戻す作業に全力を尽くす。この新しいスペックのクルマにポテンシャルがあるのは確かだが、それを最大限に引き出すには1回のグランプリだけでは無理だと思う。セバスチャン・ブルデー (11番手)新しいクルマは、これまでのものよりも高いポテンシャルがあると思う。しかし、残念ながら今日はいくつかトラブルがあり、そのポテンシャルを最大限に引き出すことはできなかった。それでも、午前と午後のセッションで30周ずつ、合計60周を走ることができたので、沢山のデータを収集することができた。このデータに基づいて、明日の予選と日曜日のレースのための良いセットアップを見つけることができるのを期待している。関連:F1スペインGP フリー走行2回目:ロズベルグがトップ、中嶋一貴2番手F1スペインGP フリー走行1回目:ジェンソン・バトンがトップタイム
全文を読む