トロ・ロッソは、F1中国GP予選で、セバスチャン・ブエミが10番手、セバスチャン・ブルデーが16番手だった。ルーキーのセバスチャン・ブエミが3レース目でQ3に到達する大健闘をみせた。しかし、Q3進出を想定していなかったのか、トロ・ロッソはソフトタイヤを余らせておらず、ブエミはハード側のタイヤでQ3を戦うことになってしまった。
一方、チームメイトのセバスチャン・ブルデーは16番手でQ1敗退だった。セバスチャン・ブエミ (10番手)「Q3進出を果たすことができて本当にうれしい。予想以上の結果だ。これ以上のポジションは無理だったと思う。燃料を軽くしたクルマの走りはとても良かったが、Q3では新しいオプションタイヤを使い切ってしまっていたので、プライムタイヤでフライングラップを3周走った。それを考えると、これは満足な結果だ。チームも素晴らしかった。シーズン開幕と比較するとクルマの性能も格段に良くなっており、今日もとても上手くいった。今は明日のレースが本当に楽しみだ」セバスチャン・ブルデー (16番手)「単にミスを犯しただけ。一番良いラインでターン8へ入ろうと思ったが、外側に出すぎて左側のタイヤかすや埃を踏んでしまい、クルマが回らなかった。タイヤに埃がついたために、次の数コーナーは悲惨だった。約0.5秒のタイムロスがあった。しかし、チームメイトが素晴らしい予選ラップを2周走っているので、クルマのポテンシャルには確信が持てた。明日はポジションを取り戻すのは難しくなるかも知れないが、プッシュし続けるよ」ジョルジオ・アスカネリ「クルマについて我々は多くを学んでいる。F1出場3戦目にしてQ3進出を果たしたブエミは良くやったと思う。彼は急速に学んでいる時期で、Q2でもミスがなかったわけではない。Q3進出を確実にするために、最初の2セッションでオプションタイヤを使い切ってしまっていた。レッドブル・テクノロジーにも感謝したい。クルマのもともとの性能が明らかに高い。レッドブル・レーシングのポールポジションは当然と言って良いだろう。ぼくも彼らを応援している」