トロ・ロッソは、2014年にレッドブルに移籍するダニエル・リカルドの後任選びは急がないとしている。レッドブルは2日(月)、2014年にダニエル・リカルドがマーク・ウェバーの後任を務めることを発表。これにより、トロ・ロッソの2014年シートに空席ができることになった。
2014年は、ジャン・エリック・ベルニュがトロ・ロッソに残留すると見られており、2つ目のシートにはレッドブルのジュニアドライバーの誰かが座る可能性が高い。 最有力候補は、フォーミュラ・ルノー3.5のドライバーであるアントニオ・フェリックス・ダ・コスタだと見られているが、シルバーストンでの若手ドライバーテストではGP3ドライバーのカルロス・サインツJr.やダニール・クビアトがトロ・ロッソの作業を担当した。また、ブラジル人GP2ドライバーのフェリペ・ナッセもドライバー候補に挙げられている。「2014年に誰がダニエルの代わりを務めるかについてはこれから選択肢を検討し、決断を下すつもりだ。それほど急ぐ必要はない」とトロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストはコメント。またフランツ・トストは、ダニエリ・リカルドのレッドブル昇格は複雑だと認めた。 「我々としては彼をキープしたかったが、ダニエルにはおめでとうと言いたい。彼は才能あるドライバーだし、スクーデリア・トロ・ロッソで素晴らしい仕事をしてきた。同時に、我々は彼がこの移籍を果たしたことを大変喜んでいる。彼はセバスチャン・ベッテルの足跡を追うことになるのだ」 「ダニエルはすでに彼の新しいチームを知っており、彼らと数回テストしたこともある。彼は来年にすぐにリラックスできるだろう。彼らは、マシンサイドのオーストラリア国旗を変える必要さえないのだから!」関連:トロ・ロッソ、ダニール・クビアトを2014年のドライバーに起用
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