元トロ・ロッソの共同オーナーだったゲルハルト・ベルガーは、数年前にトロ・ロッソがポール・ディ・レスタと契約することを検討していたことを明らかにした。今年、順調なF1デビューシーズンを送っているポール・ディ・レスタは、2011年のフォース・インディア残留が確実視されている。ポール・ディ・レスタのキャリアは、2006年末にチームメイトだったセバスチャン・ベッテルを倒してユーロF3にタイトルを獲得したときに出世街道を歩むと思われていた。
そして、彼は元トロ・ロッソの共同オーナーだったゲルハルト・ベルガーの注意を引いた。「数年前、フランツと私は彼と契約することを検討した」とゲルハルト・ベルガーは Sportmagazin に明かした。「彼には大きな可能性がある」当時のゲルハルト・ベルガーにとってポール・ディ・レスタだけが唯一の後悔ではない。もうひとつは、チャンピカーの王者だったセバスチャン・ブルデーと契約したことだ。「私は彼を誤解していた」とゲルハルト・ベルガーは述べた。「彼は全てに勝ってアメリカから来た。しかし、F1は彼にはあまりに速かった」「彼にレイトブレーキングは手に負えなかった」