トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは、ハイメ・アルグエルスアリの2011年の大躍進を期待している。ハイメ・アルグエルスアリは、最終戦アブダビGPでフェリペ・マッサを抑えて9位でフィニッシュ。2010年はチームメイトのセバスチャン・ブエミよりポイント数で下回ったが、フランツ・トストはアルグエルスアリの今年の仕事に感銘を受けたと述べた。
「力強いシーズンの締めくくりだけでなく、ハイメは全体的に素晴らしいシーズンを過ごした」とフランツ・トストはコメント。「ミハエル・シューマッハと30周にわたって戦ったオーストラリアを思い返して欲しい。そのあとも多くのハイライトがあった」元フォーミュラ・ルノー3.5のチャンピオンであるハイメ・アルグエルスアリは、2009年シーズン途中に解雇されたセバスチャン・ブルデーに代わり、テストなしでF1に昇格。フランツ・トストは、アルグエルスアリが今年フルシーズンを過ごしたことで経験を積み、F1に慣れることができたし、印象的な2011年を送る準備ができていると語る。「今シーズン、彼はマシンのセットアップ方法や走らせ方を学んだと思う。改善し続けるために十分に成熟したと思っているので、来シーズンを楽しみにしている」「だが、我々は彼に適切なツールを与えばならない。彼には良いクルマが必要だ。そうすれば、もっと良い仕事をしてくれると確信している」
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