モナコGPで、エイドリアン・スーティルにスチュワードから警告が言い渡された。残り数周を4位で走行中にキミ・ライコネンに衝突され、不運のリタイアとなったエイドリアン・スーティル。レース後は涙を流し、モナコGPの悲劇のヒーローとなったスーティルだが、追い討ちをかけるようにスチュワードから警告が言い渡された。スーティルは、イエローフラッグが振られたレース13周目に、3台のマシンをオーバーテイクしたとのこと。
モンテカルロで発行されたストゥワードの声明には、「レーススチュワードはカーナンバー20のマシンに乗るドライバー(スーティル)に対し、今後の動向を含めて警告する」と記されている。スーティルは今後、同じような行動をとった場合は厳重な処分が下されることになる。