スージ・ヴォルフは、2014年もウィリアムズの開発ドライバーを継続。今年はその役割を拡大し、2回の金曜フリー走行への参加が予定されている。女性ドライバーがF1のグランプリ週末に参加したのは、1992年位ブラバムを走らせたジョバンナ・アマティが最後。2012年にウィリアムズに加入したスージー・ヴォルフは、昨年、シルバーストンで開催された若手ドライバーテストでF1カーを走らせている。
パット・シモンズ (ウィリアムズ テクニカルディレクター)「スージーは我々のドライバーラインアップにおける貴重なメンバーとなり、パフォーマンス面で力強い進歩を狙う2014年は彼女の責任が増していくだろう。スージーはマシン開発や強力なフィードバックに天性の才能を見せており、そのような性質は抜本的に変わった2014年のマシンを各チームがいかに迅速に理解し、調整していくかにおいて今季のカギとなるはずだ」スージー・ヴォォルフ「ウィリアムズが私に対して継続して示してくれるサポートと信頼に感謝していますし、2014年は私のキャリアにとって非常に重要なマイルストーンになるでしょう。私が自身の力を証明し、昨年のシルバーストンでのテストや直線での空力テストを実施する機会に至り、チームにおける私の責任は急速に増してきました。今シーズンのフルでのテスト日に加え、2回のFP1セッションに参加することは大きなステップになるでしょうし、グランプリ週末にFW36を走らせる機会を楽しみにしています。このチャレンジを楽しむつもりですし、私にとってチームのアシストを続ける素晴らしい機会になるでしょう」