スージー・ヴォルフは、若手ドライバーテストに参加し、自分を将来レースドライバーとして考慮される立場に置くことを望んでいる。昨年、ウィリアムズの開発ドライバーに就任したスージー・ヴォルフは1年落ちのマシンをテスト。そして、今年のプレシーズンテスト前にはFW35のシェイクダウンとなる直線テストを担当した。
現在30歳のスージー・ヴォルフは、ウィリアムズの二人のレースドライバーよりも年上だが、F1レースに参戦したことがないため、若手ドライバーテストで走る資格がある。スージー・ヴォルフは、今年後半にきとんとしたサーキットで現行マシンを走らせて、自分がF1でレースをするのに十分な競争力があることをウィリアムズに証明するチャンスを得たいと考えている。「若手ドライバーテストで走り、私が十分に速いことを証明したいです」とスージー・ヴォルフは BBC Sport にコメント。「ここまでは一人でテストをして、全ての空力作業をやってきましたが、私が十分に速いことをまだ証明しなければなりません」「それとスーパーライセンスを申請しなければなりませんね。そうすれば、出来る限り近ずくことができますし、どこかでチャンスがあることを望むだけですから」だが、スージー・ヴォルフは、自分がレースシートの価値があることを証明できたとしても、走りたいのはウィリアムズだけだと述べた。「ステップを飛ばすつもりはありませんし、正しい方法でやらなければなりません。各ステップで自分自身を証明していかなければなりません」「ウィリアムズのようなチームは十分に優れていなければドライバーをクルマに乗せることはありません。自分を示すだけです」「私はチームの尊敬を勝ち取る必要がありましたし、自分に実力があり、チャンスに値することを示すために良いテストをしなければなりませんでした」