アンドレ・ロッテラーは、スーパーフォーミュラでの15年間のキャリアに終止符を打つことを明らかにした。ポルシェの契約ドライバーであるアンドレ・ロッテラーは、今シーズン、テチーターからフォーミュラEに参戦しつつ、レベリオンから世界耐久選手権(WEC)に参戦。それにより、日本でスーパーフォーミュラに参戦することができなくなったという。
アンドレ・ロッテラーは、2003年のフォーミュラ・ニッポン時代から同シリーズに参戦を続け、2011年にはタイトルを獲得。ルーキーシーズンを除いては全シーズンで表彰台を獲得し、少なくとも1勝を挙げており、通算で24勝を挙げている。「2003年からやっていたことを終えるのは悲しいだろうね」とアンドレ・ロッテラーは Autosport にコメント。「僕はあそこで自分の時間を最大限に生かしたと思う。でも、チャンスを掴める場所に行かなければならないときもあるし、今年の他のプログラムによってスーパーフォーミュラで走ることができない」「日程があまりに重なるし、ぎりぎりで到着してクルマに飛び乗っていてはしっかりとした仕事はできない」「僕は36歳だし、若い才能を迎え入れる時が来たのかもしれない」アンドレ・ロッテラーは、日本でのレースを恋しく思うだろうと語る。「最終的にはお金のためにやってはいなかった。楽しむためのものだった」とアンドレ・ロッテラーは語る。「物凄いレースだったし、鈴鹿のS字のような場所であのようなクルマを走らせることに並ぶものはなかった」