スーパーアグリの元共同オーナーである秋田史は、スーパーアグリがF1復帰するとの噂を否定した。FIAが、2010年からF1に4,000万ポンドの予算キャップを導入することを発表したのを受け、スーパーアグリの元チーム代表である鈴木亜久里は「体力的に可能であれば、F1に戻りたい」とコメントしていた。しかし、秋田は適切な予算キャップが導入されたとしても、スーパーアグリ復活に必要な資金を集めることは不可能だろうと語る。
「まったくチャンスではない。たとえ世界的な財政危機とそれによる日本経済への影響がなかったとしても、我々にその余裕はなかっただろう」「我々は継続するリソースがなくて、すでに一度撤退している。たとえ我々が6,000万ポンド持っていたとしても、再びゼロからスタートしなければならない」秋田はまた、前出の鈴木亜久里の引用も真実ではないと語る。「それらの新聞報道がどこから出てきたのはわからない。亜久里は復帰するチャンスがないとも言っていた」