ステファンGPは、USF1を買収することで合意したようだ。ステファンGPは、親会社の信用問題などで2010年の参戦に失敗。トヨタとの技術契約も白紙となった。しかし、ステファンGPのゾラン・ステファノビッチ会長はまだF1参戦を諦めておらず、F1エントリーの獲得を目指し、USF1を買収することで合意に達したという。
ただし、ステファンGP側とFIAとの間で見解は異なっているとみられている。ゾラン・ステファノビッチは、USF1を買収すれば元々USF1が有していた参戦権が得られると考えているが、FIA側は、USF1が参戦できなかった時点でその参戦権は無効になったとチームに書簡を送ったとされている。またFIAは、USF1がグリッドに並べなかったことに対する懲戒処分を進める準備を整えているとされており、ステファノビッチがUSF1を所有しているのであれば、処分はステファノビッチの会社に引き継がれるとみられている。