ステファンGPは、14番目のチームとして2010年のF1参戦を目指していることをチーム代表のゾラン・ステファノビッチが認めた。F1参戦を目指しているステファンGPだが、参戦枠は与えられておらず、USF1とカンポスが脱落して参戦枠が空くのを待っているとされてきた。しかし、FIAのジャン・トッド会長は、現在F1参戦権を与えられている13チームから脱落チームが出たとしても、自動的に新しいチームの参戦が認められているわけではないと語っている。
ゾラン・ステファノビッチは、FIAが新たな参戦枠を用意してくれることに期待しているとThe Sunにコメント。「問題を解決するにはそれが最善の方法だと思う」「参戦承認システムがFIAを通じたものであることは十分認識している。したがって、誰かがすぐに参戦権を与えてくれるとは思っていない」ステファンGPは、エントリーを承認された場合に備え、バーレーンに機材を発送しているが、ステファノビッチは、グリッド枠が確保されない限りマシンやクルーを送り出すことはないと述べた。ステファンGPは、F1を撤退したトヨタとセルビア政府から支援を受けているとされ、参戦が認められた場合には、TDP所属の中嶋一貴がレースシートに座るとみられている。
全文を読む