2025年F1 スペインGP フリー走行1回目のハイライト動画。バルセロナ=カタロニア・サーキットで2025年のF1世界選手権 第9戦 スペイングランプリのフリープラクティス1が行われた。フリー走行1回目は、マクラーレンのランド・ノリスが1分13秒718のトップタイムを記録し、前戦モナコGPに続く好調を維持。2番手にはフェルスタッペン(+0.367秒)、3番手にハミルトン(+0.378秒)が続いた。
角田裕毅は1分14秒643をマークし、フェルスタッペンから0.925秒差の9番手につけた。FP1ではウィリアムズからビクター・マルタンスがF1デビューを果たし、平川亮もハースから今季2回目の出走を果たした。セッションでは新たに導入されたフロントウイングの技術指令への対応が焦点となり、各チームは硬めのC1~C3タイヤを使って多様な走行を展開。ミディアムで一時トップに立ったメルセデスのラッセルや、ソフトでフェルスタッペンが一度最速を更新する場面もあったが、最終的にはノリスが再びトップに返り咲いた。終盤にはローソン、ベアマン、ハジャーといった若手勢もトップ10入りを果たし、注目を集めた。地元スペインで走行したアロンソは「マシンに何かおかしい」と無線で不調を訴えるなど、アストンマーティンのAMR25に不安ものぞかせた。一方で、ルクレールやピアストリら上位常連勢は順調にセッションを消化。今季初ポイントを狙うハースのベアマンや、F1初出走となったマルタンス、そして注目の若手コラピントらの走行も見どころとなった。