2024年のF1世界選手権 第10戦 スペインGPでの予選では、ランド・ノリスがカタルーニャ・サーキットでの信じられないほど接戦となったセッションでポールポジションを獲得した。彼はマックス・フェルスタッペンのレッドブルに競り勝ち、メルセデスの2人は2列目を獲得したが、地元ヒーローのカルロス・サインツJr.は6位にとどまった。2024年F1スペインGPのスリリングな予選のFACTS AND STATSを紹介。
■ランド・ノリスは2021年のソチに続いてキャリア2度目のポールポジションを獲得した。マクラーレンにとっても、2005年にキミ・ライコネンが1番手からレースで勝利して以来のポールポジション獲得となった。■ランド・ノリスはわずか0.020秒差でポールポジションを獲得したが、カナダではポールマージンは0.000秒だった。■マックス・フェルスタッペンは2番手となり、前回のカナダでのレースを含め、グリッド2番手からスタートした過去4回で優勝している。■ここでの過去33レースのうち、フロントローからスタートしたドライバーが優勝したのは30回に上る。■ルイス・ハミルトンは3番手を獲得し、今シーズンのグランプリで初めてトップ6スタートを切る。また、2021年にここでポールポジションから優勝して以来、スペインでの最高のスタートとなった。ランド・ノリスはスペインで自身2度目のポールポジションを獲得した。■ジョージ・ラッセルがチームメイトにグランプリ予選で負けたのは今シーズン2度目だ。■シャルル・ルクレールは6戦連続でチームメイトを上回り、5番手となった。■僅差の一日となり、6番手のカルロス・サインJr.ツは3番手のハミルトンとわずか0.035秒差だった。■ピエール・ガスリーはアルピーヌにとって今年最高のスタートとなる7番手。■セルジオ・ペレスはマイアミ以来となるQ3進出を果たし、過去4レースで最高のスタートポジションとなる。■エステバン・オコンは9番手で、14レース前のオースティン以来となるトップ10スタート。■オスカー・ピアストリはQ3でタイムを記録できず、マクラーレンでの今年の最低順位である10番手で予選を通過した。■フェルナンド・アロンソはキャリアで3度目となる母国でのQ3進出を逃して11番手。フェルナンド・アロンソは地元バルセロナでQ3進出を果たせなかった。■バルテリ・ボッタスは、4戦連続でQ1敗退という記録を今日でストップし、12番手で予選を終えた。■ニコ・ヒュルケンベルグは13位となり、今シーズンの予選平均順位は13.1となった。■ランス・ストロールは14番手で予選を通過したが、今シーズンはチームメイトに6対4で予選で敗れている。■周冠宇は2024年に初めて予選Q1を突破し、15番手で今シーズン最高の予選成績を収めた。■ケビン・マグヌッセンは過去7レース中5回目のQ1敗退を喫し、昨年もここでQ1敗退を経験している。■角田裕毅はカタルーニャ・サーキットでの4回の出場でまだQ3に進んだことがない。■ダニエル・リカルドは、これまで12回出場しているが、Q1で敗退したことは一度もなかった。彼は今シーズンの予選でチームメイトに8対2で敗れている。