2023年F1第16戦シンガポールGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。シンガポールグランプリでは、ファイナルラップまで続いた4台のマシンによる熾烈なバトルを制してカルロス・サインツ(フェラーリ)が今季初優勝。レッドブル・レーシングの全勝とマックス・フェルスタッペンの連勝にストップをかけた。
1位:カルロス・サインツ(フェラーリ)「僕のほうは完璧に週末を過ごせたし、ランド(ノリス)にDRSを与えたり、レース中ずっとペースをコントロールして、最後のスリリングな部分は完璧に管理できたと思う。もちろん、早めにピットインしたことで、より長いスティントでタイヤを持たせる必要があったし、最終ラップは限界だったけど、うまく機能することができて非常に満足している。今夜はお祝いですが、明日からは鈴鹿の準備が始まる。頑張だろう」2位:ランド・ノリス(マクラーレン)「信じられない。カルロス、シャルル、ルイス、ジョージ、そして僕は一晩中、お互いに激しくプッシュし合った。レース終盤は非常にストレスフルだったが、それが報われた。メルセデスがボックスに入った瞬間、特に彼らが追い越せるのは数台しかなかったため、厳しい状況になることは分かっていたけど、僕たちは彼らを抑え、やるべきことをやり、2位で表彰台に上がれたので、今晩はとても幸せだ。このクルマを与えてくれたチームの努力には感謝してもしきれない。オスカーが7位まで追い上げて、チームのポイント獲得に貢献したのも良かった。ステルスモードのカラーリングをまとったマシンは素晴らしかったし、チームにとっても最高の結果だ。日本でどんなレースができるか楽しみだ」3位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)「今週末はサイコロを振ってオフセットタイヤ戦略をとった。今日は2ストップでレースを進めたけど、チームはそこに戻すために素晴らしい仕事をしてくれた。1コーナーから2つポジションを返さなければならなかったのは残念だったけど、気持ちを切り替えてプッシュし続けたよ。今週末は全体的に、まだマシンに十分なフィーリングが得られなかった。でも今日はもっといい状態だった。もし昨日も同じフィーリングだったら、フロントローを争っていたかもしれないし、それによって今日のレースは変わったかもしれないけど、表彰台に上れたことは嬉しい。ジョージに起こったことあh非常に残念だった。僕たちは前を行く人たちに追いつこうと懸命にプッシュしていたので、タイヤがとても熱くなってしまっていた。彼はウイークを通じて驚異的な走りを見せてくれたし、必ず立ち直ってくれると信じている。今は日本を楽しみにしているし、そこで何ができるか見てみよう」4位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「ソフトタイヤでスタートし、ジョージ(ラッセル)の前のポジションをキープする計画だった。それは正しい選択だったし、うまくった。残念ながら、セーフティカー下のピットストップでトラフィックに巻き込まれて順位を下げてしまった。それでも今日のレース運びは良かったので満足している。全体的なパフォーマンスで一歩前進できたことは素晴らしいことだし、来週の日本GPでそれを確認できればと思う」5位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)「今日はできる限りのことができたと思う。ペースはよかったけど、セーフティカーのタイミングが悪く、それがなければもっと前方で戦えていたと思う。今日の戦略では、ミスをしないことが重要だった。レース終盤にミディアムタイヤでオーバーテイクができてよかった。今の目標は、来週末の日本で勝つことだ。シーズンのすべてのレースを勝つためには、すべてが完ぺきでなくてはならない。みんなは僕たちがどれだけ優位に立っているかに注目するけど、それはとても難しいことだということに気づいていないのかもしれない」6位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)「今日のような体力的にタフなレースで6位を獲得できてとてもうれしい。自信を持ってレースに臨めたし、とにかくクリーンなレースをすることを目標に、アグレッシブかつ果敢に攻めていった。厳しいバトルもあったけど、そのなかでベストを尽くし、最大限の結果を出すことができた。ポイント圏内への復帰はチームにとって重要だし、マシンのフィーリングも良く、ペースも安定していた。チームにとっては6位と7位になれたはずなので、エステバンにとっては残念な結果になってしまった。僕のほうは、予選をもっといい位置で迎えて、日曜日にはもっといい位置につけるようにしたい。来週は大好きなトラックでの日本GPを楽しみにしている」7位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)「P7。悪くない夜だった!明らかにペースは良かったし、1周目が良かったから周りの状況をうまく利用できたと思う。総合的に見て、かなり満足している。 テーブルの上に残されたものは少なかったと思う。ランドが表彰台に上ったことも、チームの努力が報われたこともうれしい。来週のアップグレードを楽しみにしている。もっと楽しめることを願っている」8位:セルジオ・ペレス(レッドブル)「僕たちにとってうまくいかない日だった。予想していた通りタフな決勝になった。セーフティカーのタイミングが悪く、まるでバーチャルセーフティカーのようだった。結局、ほかとは違う戦略を取ることにしたけど、それが僕たちができた最善の策だった。このレースウイークを経て、チームの皆と一緒に見直さなければならないことが多いと思った。サーキットとの相性の問題だったと思うけど、来週末の日本に向けてしっかりと準備していく。日本でのレースウイークが楽しみだ」9位:リアム・ローソン(アルファタウリ)「シンガポールでのレースを迎える前にもっと経験を積みたかったけど、チャンスが来たら逃すわけにはいかない。今日はとてもいいレースになった。マシンのパフォーマンスを最大限引き出せたと思うし、自分の全力を尽くせた。2週続けてスタートでポジションを落としてしまい、そのあとのレースに響いてしまったので、スタートを見直さなければならない。その後はトラブルに巻き込まれずに、クリーンなレースができた。ペースが上がらない中でマシンの最大の力を引き出すことは難しく、体力的にも厳しいレースだった。それでも、結果的に2ポイント獲得することができて本当にうれしい」10位:ケビン・マグヌッセン(ハース)「ピエール(ガスリー)とマクラーレンに抜...