セルゲイ・シロトキンが、2019年のF1チームのリザーブドライバーに就任したことが発表された。セルゲイ・シロトキンは、2016年にルノーのテストドライバー、2017年にはリザーブドライバーに就任。2018年にウィリアムズでF1デビューを果たすも1シーズンでシートを喪失していた。
今年はSMPレーシングからFIA世界耐久選手権に参戦しながら、ルノーF1チームのリザーブドラバーとして待機する。ルノーF1チームは、ニコ・ヒュルケンベルグとダニエル・リカルドをレースドライバーに起用。リザーブドライバーにセルゲイ・シロトキン、テストドライバーにジャック・エイトケン、開発ドライバーに周冠宇という布陣で2019年のF1世界選手権を戦う。シリル・アビテブール (ルノーF1チーム マネージングディレクター)「非常に強力で経験豊富なドライバーチームだ。ニコとダニエルはエキサイティングな組み合わせであり、セルゲイ、ジャック、そして周から強力なサポートを受ける。セルゲイが戻ってきて、我々はF1でフルシーズンのレースを経験したドライバーを起用することができる。その知識は我々のパッケージを開発することに有益になるだろう。ジャックは我々のF1マシンをテストしたときに感銘を与えたし、周は経験豊富なチームを補完する。彼ら全員が今シーズンで重要な役割を担っており、彼ら全員が活動するの楽しみにしている」セルゲイ・シロトキン (サード兼リザーブドライバー)「ルノーF1チームの友人たちと再会し、F1に戻ることをとても嬉しく思う。チームには精通しているし、2017年全体をファクトリーとガレージで過ごてきた。ルノーがこの1年間でクルマの開発においてどれほど進歩してきたかを学ぶことは興味深いだろう。昨シーズンはライバルだったので、内側から仕事を見ることはできなかった。サード兼リザーブドライバーとしてチームに参加し、ニコ・ヒュルケンベルグとダニエル・リカルドと一緒に仕事をすることを嬉しく思う」ジャック・エイトケン (テストドライバー)「僕は2016年からチームの一員だったし、4シーズン目を続けることは特権だ。ルノーの僕への信頼に応えたいと思っている。昨年数回F1カーを運転したし、今シーズンのルーキーテストでルノー R.S.19を試すのが待ち切れない。できる限りの方法でパッケージを開発するためにベストを尽くしていく。昨年は学習に関して多くのことがあったけど、今シーズンはルノー内での成長を続けるなかで、仕事をこなして、僕が目指している結果を出す準備はできていると感じている」