セルゲイ・シロトキンは、ソチでザウバーの2012年マシンでのデモ走行を実施。F1マシンでの初走行を完了させた。18歳のセルゲイ・シロトキンは、スーパーライセンス取得を前提として2014年にザウバーでF1デビューを果たすことになっている。セルゲイ・シロトキンは、今回のデモ走行のためにフォーミュラ・ルノー3.5のフリー走行に不参加。この後、ポール・リカールへと移動するが、土曜日の予選とレース1も逃すことになる。
セルゲイ・シロトキンは、2014年にF1ロシアGPの開催が予定されている新しいソチ・サーキットの700mの範囲を走行した。「F1マシンでの初走行だった。ソチ・トラックの短い部分だけだったけど、もちろん、非常に特別なおとだった」とセルゲイ・シロトキンはコメント。「それでも、最初の印象を得ることができたし、物凄かったね」「このような大勢の観客の前で走るのは楽しかった。特に彼らのほとんどがロシア人だったからね」「ロシアはこの素晴らしいトラックを誇りに思うことができると思う」セルゲイ・シロトキンの次回のF1カーでの走行は10月末に予定されており、2011年マシンでのテストプログラムでF1デビューへの本格的な準備を開始する。2014年のプレシーズンテストの開始に備え、セルゲイ・シロトキンには、シーズン末までに約15日間の走行が予定されている。当初、ザウバーは、旧型マシンで走行させることが望んでいたが、そうしないことを選んだ。AUTOSPORT によると、ザウバーの旧型車は、主にエンジン供給において実際的な問題があるため、セルゲイ・シロトキンはフェラーリの2011年マシンを走らせるとしている。セルゲイ・シロトキンはザウバーを走らせるのかと質問されたザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンは「おそらく」とコメント。「我々はザウバーのマシンではない方が容易だと感じており、ザウバーのものではないかもしれません」セルゲイ・シロトキンの初テストの会場はまだ明らかになっていないが、10月下旬にイタリアのトラックで予定されている。