2013年末のスキー事故からほぼ14ヶ月が経ったが、ミハエル・シューマッハの医学的な進展についてはほとんど公表されていない。現在、ミハエル・シューマッハは、スイスのレマン湖畔にある豪邸で15名の専門家から成るプライベート医療チームによって24時間体制で看護を受けていると報じられている。Express は、ミハエル・シューマッハは“環境認識は限られ、無言のまま”であり、いまだ“歩くことはできない”と最新情報を伝えた。
同紙は「進展は痛々しいほど遅い。奇跡は起こらなそうだ」との内部関係者のコメントを伝えた。また、現在ミハエル・シューマッハの家族は、メディア全体に対してシューマッハに関するニュースを管制し、パパラッチが写真を撮れないようにテントを建設しているという。神経外科医であり、スポーツ頭部外傷の専門家であるピーター・ハリムンは「進展は遅く、不確かだ」とコメント。「全員とは言わないが、回復を続ける厳しい頭部外傷者を見れば、それは常に長年の物語だ」