ミハエル・シューマッハは、F1引退という決断を“一瞬足りとも”後悔したことはないと述べた。ミハエル・シューマッハは、メルセデスでF1復帰して3シーズンを戦ったが、91勝と7度のタイトルという記録を伸ばせないまま、昨年末にメルセデスのシートをルイス・ハミルトンに譲った。ミハエル・シューマッハは、引退は正しい決断だったと Bild に主張した。
「昨年、少なくともチャンピオンシップ争いができるという見込みがあれば、違った決断になっていたかもしれない。でも、満足しているよ」とミハエル・シューマッハはコメント。ミハエル・シューマッハは、今はグランプリ中に自宅のカウチで妻コリーナの“プライベートTVコメンテーター”を務めていると述べ、コックピットを離れて体重が2〜3kg増えたと明かした。 20年以上をF1パドックで過ごしたミハエル・シューマッハは、F1の舞台裏で「数人のメルセデスやフェラーリのメンバーが常に最新情報を伝えてくれる」と述べた。「でも、すべてに興味があるわけではないけどね」それでも、現在はメルセデスのアンバサダーを務めているミハエル・シューマッハは、先日はニュルブルクリンクの北コースでメルセデスの2011年マシンでデモ走行を実施。「あれがシルバーアローに乗る最後の機会だったとは思っていない」とミハエル・シューマッハは述べた。