ミハエル・シューマッハは、来季もF1を続けたいとの意向を示した。メルセデスとミハエル・シューマッハの契約は今シーズン末で終了するが、チーム代表のロス・ブラウンは、夏休み中にはミハエル・シューマッハの今後について解決できることを望んでいると述べている。これまで将来のプランについて口を閉ざしていたミハエル・シューマッハだが、まだF1を楽しんでおり、今は2回目の引退については考えていないと述べ、現役続行の意向を示した。
「まだ満足していない」とミハエル・シューマッハは Sport Bild に述べ、第2のF1キャリアで「ほとんど成し遂げていない」と語った。2010年にF1に復活したミハエル・シューマッハは、チームメイトのニコ・ロズベルグがチーム初勝利と4度の表彰台を獲得しているのに対し、まだ今年のF1ヨーロッパGPで1度表彰台を獲得しただけとなっている。ロス・ブラウンとの契約交渉について、ミハエル・シューマッハは「メルセデスと僕との間で延長に関する交渉はしていないが、それらの交渉は行われるだろう」とコメント。「僕はまだモチベーションが高い。どれくらい長く続けるかは時間だけが教えてくれるだろう」