2025年F1 サウジアラビアGPのフリー走行2回目でトップ10入りしたドライバーのコメント。4月18日(金)にジェッダ・コーニッシュ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第5戦 サウジアラビアグランプリのフリープラクティスが行われた。マクラーレンが1-2で終えた初日のフリー走行2回目の終盤、角田裕毅(レッドブル)がクラッシュを喫して赤旗が提示された。
1番手:ランド・ノリス(マクラーレン)「週末は良いスタートを切ることができ、コース上での最初の1日は生産的なものとなった。マシンに慣れ、自信をつけることができた。たくさんの周回を記録して、いいデータが得られたので、明日の予選に向けて、チームと一晩中、特定したさまざまな分野に集中して、引き続き頑張っていく」2番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)「堅実な金曜日だった。少し難しい1日だったが、マシンのペースは良いと思う。ライバルたちはそれほど遠くはないようなので、予選に向けていくつかの点を改善し、ベストのポジションを確保する必要がある。今夜、すべてを見直して、明日に向けて良い準備をしていく」3番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)「今日はマシンにいろいろなことを試して、違う方向性を探った。今日のセッションでは多くのことを学べたと思うけど、まだマシンは理想の状態には達してない。結局のところ、自分のフィーリングを信じて、マシンから得られるものを評価していくしかないと思う。1周のペースはちょっと良くなったけど、ロングランはまだ厳しい。バーレーンとはグリップレベルやマシンのセットアップがまったく違うので、先週と比較するのは非常に難しいが、もっと速く走りたいというのは明らかだ。明日の競争力については、マクラーレンが本当に速く見えるので、何とも言えない。まだやるべきことや理解すべきことが少しあるので、様子を見ようと思う」4番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「前方のマシンに比べて少しペースが不足しているが、明日、すべてがうまくいけば、接戦の予選になると思う。マクラーレンが1歩リードしているものの、皆がほぼ同等のペースで、明日は自分たちに集中して、何ができるかを試してみたいと思う」5番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)「ジェッダでの初日はポジティブな1日だった。FP1からFP2にかけて、マシンからより多くのパフォーマンスを引き出すために、セットアップとドライビングスタイルにいくつかの変更を加え、良い進歩を遂げることができた。ソフトタイヤでのラップは、その成果を証明するものだった。まだ金曜日だけど、このトリッキーなコースでのフィーリングは全体的にポジティブだ。明日もこの調子でいけることを期待しているよ!」6番手:角田裕毅(レッドブル)「まず、今日の事故についてチームに深くお詫びしたいです。あまりにもハンドルを切りすぎて、壁と内側のホイールを接触してしまいました。その後、マシンにダメージを負い、コントロールがまったくできなくなってしまいました。ペースは良かったので、とても悔しいですが、マシンを良いウィンドウに持っていくことができたので、ポジティブな面もあります。僕のミスでロングランの時間が限られてしまったので、文句は言えません。こんな風に終えたくはありませんでした。最後のソフトタイヤの走行もウォームアップなどで影響を受けてしまったので、予選に向けては良い判断材料が得られませんでしたが、これまでのところ、週末のフィーリングはかなり良いです。重要なことは、ここでの自信のレベルがまだかなり高いことだ」7番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)「僕たちにとってはちょっと混乱した1日だった。トラフィックと、タイヤを正しいウィンドウにうまく合わせられなかったことがあって、クリーンなラップをあまり走れなかった。2台のマシンでいろんなことを試して、キミも僕もすごく勉強になった。これから進むべき方向性が見えたと思う。結局、FP1の方がFP2よりも強かった。マシンは思ったほど前進できなかったけど、明日の予選に向けて一晩で改善できないことは何もないと思う。FP2で赤旗が出て、ロングランのデータを取得できなかったのは残念だけど、他のチームもみんな同じ状況だからね。マクラーレンが明らかにトップだったことは議論の余地はないけど、週末に向けて、再びベストの2台を争えることを願っている」8番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)「今日の金曜日のプラクティスは全体的に満足してる。フリー走行1回目ではマシンのフィーリングがすごく良かったし、たとえプラクティスでもトップになるのはいつも嬉しい。マシンはすぐにプッシュできるほど良い感じだった。こういう高速サーキットでは良い兆候だ。時折トリッキーな部分もあり、フリープラクティス2ではグリップ全般に少し苦労した。このセッションは、明日の予選で経験する状況により近いものだから、明日の走行に向けて理解すべき点や克服すべき点がいくつか分かった。いつものように、コンマ1秒、コンマ2秒の差で順位が入れ替わる、非常に接戦になるだろう。でも、それほど大きな差はないし、改善の余地もある。明日はそれを確実に実行しなければならない」9番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)ジェッダは、高速セクション、急激な方向転換、そして全体的にダイナミックなレイアウトを持つ、本当に印象的なコースだ。厳しいサーキットだけど、FP1でマシンを良いウィンドウに持っていけて、FP2では金曜の標準的なプログラムを完了できてよかった。タイヤについて貴重な情報を集めて、セッションの間にセットアップの構造的な調整もした。まだ、細部を調整するために一晩の作業が必要だけど、僕たちが確実に上位争いに加わっていることは心強い」10番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)「高速セクションが多いこのトラックを走るのはとても楽しい。予選は接戦になるだろうから、セッションに向けて微調整が必要だ。このコースでは、特にセッションを通してトラックが冷えるため、タイヤは常に話題になる。僕たちは通常、タイヤを適切なウィンドウに調整するのが得意なので、明日のセッションがどうなるか見よう」
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