ザウバーは、F1ベルギーGP初日のフリー走行で、小林可夢偉が10番手、ペドロ・デ・ラ・ロサが8番手だった。小林可夢偉 (10番手)「まずまずの一日でした。テクニカルなトラブルもなかったですし、さまざまな路面コンディションで走ることができたので、クルマとサーキットの両面で色々と学ぶことができました。ウエットコンディションでのタイムはいいのですが、タイヤがすぐにたれてしまうという状況だったので、実際に自分たちがどのあたりにいるのかということや、明日以降に向けてどう進むべきかという判断は難しいです。さらに、...
ペドロ・デ・ラ・ロサ (8番手)「トラックコンディションによって、ドライ走行を含めてたくさんの作業を完了することができた。何年もここでレースをしていなかったので僕にとってとても重要なことだった。このようなチャンスを得られるとは思っていなかったのでボーナスだったよ。フルウェットの状況で僕たちにはかなり競争力があった。午後のセッションからの僕の結論としては、僕たちは高速のセクター1とセクター3でいいけど、ミドルセクターでクルマを改善させるために何かを見つけなければならない。明日をとても楽しみにしているし、天候がどうなるかを知りたいね」ジェームス・キー:テクニカルディレクター「路面コンディションが大きく変わったことで、するべきことが多い一日だった。ドライバーふたりとチームにとっては、ウエットからドライまですべてのコンディションでタイヤを確認することができたのは有意義だった。さらに異なるクルマのセットアップやウイングもテストすることができた。路面の変化に合わせてクルマも普段以上に変える項目が多かったが、ドライバーふたりだけでなくチームもいい仕事をしてくれた。いまのところ順調に進んでいると思うが、コンディションが安定していなかったので、我々が総体的にどのあたりにいるかという判断はすごく難しい。だから今日の結果からだけでいろいろと判断せず、慎重にすすめていきたい。とはいえ、パフォーマンスは間違いなく改善されているので、チームの仕事ぶりには満足している。明日に向けてこれからしっかりとデータを検証して正しい判断をしたい」関連:・F1ベルギーGP フリー走行2回目:フェルナンド・アロンソがトップタイム・F1ベルギーGP フリー走行1回目:フェルナンド・アロンソがトップタイム
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