ザウバーは、F1ハンガリーGPの予選で、ペドロ・デ・ラ・ロサが9番手、小林可夢偉は18番手だった。小林可夢偉 (18番手)「本当に残念です。金曜日の走り始めからいろいろなセットアップをトライしてきましたが、それでも満足出来ませんでした。クルマから違和感を感じてます。グリップ感もまったくなくて状況としては難しいものでしたが、さらにチームも少し楽観的で第1セッションの2回目のアタックに硬い側のタイヤを選択してしまいました。それでももしソフト側のタイヤを履いていれば第2セッションに進んでいたとは思いますが、...
ペドロ・デ・ラ・ロサ (9番手)「パフォーマンスには満足しているけど、チームをとても誇りに思っているということの方が重要だ。クルマは本当に良かった。僕のポジションは、ヒンウィルのスタッフがくるまをどれくらい進歩させたかを証明している。特に低速コーナーで速くなっている。彼らは冷静さを保って一生懸命働いてくれたし、向きを変えてくれた。明日はスタートと一周目にでトラブルを避けるつもりだし、そうすればポイントを争えるだろう」ジェームス・キー:テクニカルディレクター「なんとも複雑な1日になってしまった。午前中のセッションではトラフィックのためふたりともタイムをまとめることができなかった。ただ、ふたりとも昨日よりもクルマが改善したと感じていたし、セクタータイムからは手応えを感じていた。予選ではまずふたりとも硬い側のタイヤですこし長い周回を走ったが、そこではオーケーだった。ただ2回目のアタックには柔らかいオプションタイヤを温存するため硬い側のタイヤを選択したが、可夢偉は2周に渡ってトラフィックにひっかかってしまい、タイムを出すことができなかった。もしソフト側のタイヤを履いてればQ2には進んでいただろう。これは我々のミスで、可夢偉には申し訳なかった。ペドロはいいパフォーマンスを見せて第3セッションに進んだ。タイム差が拮抗しているなかで、前と10分の1秒差で9番手は順当だろう」関連:・小林可夢偉、5グリッド降格ペナルティ (F1ハンガリーGP)・F1ハンガリーGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション
全文を読む