ザウバーは、F1イギリスGPの決勝レースで、小林可夢偉が6位、ペドロ・デ・ラ・ロサはリタイアだった。小林可夢偉 (6位)「6位入賞は非常にうれしいですが、正直今日はあまり話すことがないです。12番 グリッドからいいスタートを決めて、チームもすばらしいピット作業をしてくれた。レースペースも思っていたとおりよかったです。クルマが一歩一歩よくなっ ているのを感じていたので、レース前から自信はありました。今日は誰かをオーバーテイクするチャンスがありませんでしたが、それでもレースを楽しむことが できました。ただ今日...
ペドロ・デ・ラ・ロサ (リタイア)「当然、とてもがっかりしている。クルマはかなり良かった。アンダーステアではあったけど、大きな問題ではなかった。スタート直後はルーベンス・バリチェロと争っていて、彼がターン1で僕をワイドに押し出した。でも、レース中盤に後ろからエイドリアン・スーティルがぶつかってくるまではポイントを目指してレースをしていた。ストップするまで僕の前には誰もいなかったからね。残念ながら、続けるにはダメージがあまりに酷かった」ペーター・ザウバー:チーム代表「可夢偉がふたたび力強いレースをみせてくれた。今日はバレンシアの時とはちがう状況で、彼の前にも後ろにもクルマがいる状況で、レースを通じてプレッ シャーに負けないことが必要だったが、非常にうまくマネージメントしていた。可夢偉自身と彼のドライビングだけでなく、着実にクルマを良くしているチームも讃えたい。ペドロは非常にアンラッキーなレースだった。スタートの後、他者に押し出されてしまった。そのあとも26周目にエイドリアン・スーティルと接触するまでは入賞のチャンスはあった」 ジェームス・キー:テクニカルディレクター「2レース連続でポイントを獲得できたのはうれしい。予選のパフォーマンスを決勝でもきちんと発揮できた。可夢偉の1周目はすばらしいもので、その後は、今回 もひとつのミスも犯さず、きちんとコントロールしたレースをしてくれた。チームのピット戦略も正しかった。ペドロもいいレース結果を手に入れるはずだったが、彼にとっては残念な結果となった。接触によってリヤウイングの翼端板とディフュザーにダメージを負ってしまい、ピットに戻してチェックしたが、ほかに も構造的なダメージがある可能性があったため、リタイアさせることにした」関連:F1イギリスGP:優勝はマーク・ウェバー、小林可夢偉6位!
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