ペーター・ザウバーは、ザウバーが過去の力強い状態を取り戻すのは時間の問題だと考えている。信頼性により困難なシーズン序盤を過ごしたザウバーだが、スペインGPから調子をあげ、トルコGPでは小林可夢偉が、チームに今シーズン初ポイントをもたらした。ペーター・ザウバーは、ザウバーは刺激的な後半戦を戦うためにすでにきちんとした基盤ができていると考えている。
「結果はスポンサーにとって重要だし、チームが進歩していることを示すことは大切だ。しかし、スポンサーや潜在的なスポンサーと話すとき、彼らはチームの歴史をわかってくれている」とペーター・ザウバーはコメント。「現状を示すことに意味はない。戻ること必要だ。チームの歴史は長いし、インフラはベストと言える。戻るのは時間の問題だけだ」「我々はルノーやメルセデスからそれほど離されていないし、可夢偉のようなルーキーと、シューマッハやクビサのようなドライバーを比較することはできない。それは無理な話だ」ザウバーは、ここ数週間で示したペース改善、トルコで2台のクルマが完走したという事実は、チームの士気をあげるためにも重要だったと考えている。「当てにできる正常な状況だ。今後も当てにできることを期待している」「私にとって、トルコの予選Q2での可夢偉は非常に重要だった。素晴らしいタイムだった。クルマが良いタイムを出せることを示してくれたし、可夢偉にそれをできることも示してくれた」「我々はカナダに向けていくつか小さな開発を行っているが、より大きなステップはシーズン中盤になるだろう」