F1マシンでの初走行を実現したタチアナ・カルデロンは、ザウバーC37は自分のGP3ダラーラよりもはるかに運転が容易だったと語る。ザウバーのテストドライバーを務めるタチアナ・カルデロンが、10月30日(火)にメキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで行われるプロモーションイベントでザウバー C37でF1初走行を行った。
コロンビア出身の女性ドライバー、タチアナ・カルデロンは、過去2年間ザウバーとともに働いており、今年はGP3へのフル参戦と並行してチームのテストドライバーを務めている。このイベントは2018年のF1メキシコGPでザウバーのレースパートナーを務めるメキシコの無線通信プロバイダーのテルセル(Telcel)とインフィニトゥム(Infinitum)が支援。ザウバー C37のノーズとリアウイングにはテルセルのロゴが掲載された。イベントはフィルミングデーを利用して行われ、タチアナ・カルデロンはラテンアメリカ出身の女性ドライバーとして初めてF1マシンで27周を走行した。「ある意味でGP3マシンよりもはるかに扱いやすかったですね」とタチアナ・カルデロンは語る。「身体的に不利な点がないことを示し続けられることを願っています。この日は過ぎてしまいましたが、自分のGP3カーには戻りたくないですね。ここにいたいです!」「もちろん、少し心拍数は上がりました。特に多くのカメラに囲まれて、エンジンをスタートさせるときは。でも、チームはしっかりと準備をしてくれましたし、私が何をしなければならないかを常に知らせてくれました。信じられないくらいでした。夢が実現しました」「F1カーの感触を言い表すのは難しいです。初めて加速したときは、すべてが起こるのが速くて、自分がプレイステーションをやっているように感じました」「物事を段階的に進めるよう指示されていました。正直、身体的な問題はまったくなかったですし、それは身体的な準備が正しい方向に進んでいることだと思います」「バリアを壊し続けて、F1に到達するという夢を達成できることを願っています」
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