ザウバーは、2018年のドライバーにパスカル・ウェーレインを起用しないことを決断したと報じられている。以前の噂では、ザウバーは現行ドライバーのうち少なくとも一人は続投させることを望んでおり、マーカス・エリクソンがチームを離れることになると報じられていた。今年、パスカル・ウェーレインはスペインGPで7位入賞、アゼルバイジャンGPで10位入賞を果たし、ザウバーの今年のポイントをすべてを稼いでいる。
しかし、マーカス・エリクソンはザウバーの新オーナーであるロングボウ・ファイナンスと強い繋がりがあり、最近のレースではパスカル・ウェーレインを上回るパフォーマンスを発揮している。そのような状況のなか、 Blick はマーカス・エリクソンが2018年もザウバーに残留することが確定したと報道。そして、チームメイトはシャルル・ルクレールが務めることになると伝えている。ジャルル・ルクレールは、ザウバーにパワーユニットを供給するフェラーリの育成ドライバーであり、今年のF2チャンピオンを獲得したことでその実力も十分に示している。すでにシャルル・ルクレールは、今年ザウバーで金曜フリー走行を走っており、チームとの関係を築き始めている。 Blick は、2018年のマーカス・エリクソンの起用と、シャルル・ルクレールの加入が“11月”に発表されると報じている。パスカル・ウェーレインのF1での将来は暗雲が立ち込めている。現在、メルセデスの契約ドライバーであるパスカル・ウェーレインだが、メルセデスはF1でのシートを獲得できなかった場合、パスカル・ウェーレインへの支援を今シーズン限りで終了するとされている。唯一のチャンスとして考えられているのはウィリアムズ移籍だが、フェリペ・マッサ、ロバート・クビサ、ポール・ディ・レスタ、ダニール・クブアトといった複数の強力なライバルが揃っている。2018年について質問されたパスカル・ウェーレインは「その件についてはまだニュースはない」とメキシコでコメント。「でも、来年のための議論は行われているし、まもなく何らかのことが確定することを願っている」ザウバーとウィリアムズがノーと言った場合、パスカル・ウェーレインはF1でのメルセデスの後ろ盾を失うことになるかもしれない。パスカル・ウェーレインについて質問されたトト・ヴォルフは「ウィリアムズがF1に残る唯一の選択肢だ」とコメント。「彼らは何名かのドライバーを検討している。パスカルにもチャンスがあるが、。パスカルにもチャンスがあるが、我々がやってきたこと以上にやれることはない」「どこかの時間でドライバーは自分の足で立つ必要がある」ウィリアムズは否定しているものの、タイトルスポンサーを務めるマルティーニは25歳以上のドライバーを起用することを望んでいるとされ、23歳のパスカル・ウェーレインとダニール・クビアトはその条件を満たしておらず、不利な状況と考えられている。
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