ザウバーのチーム創設者ペーター・ザウバーが、自身が設立したチームとの複雑な別れを示唆した。昨年夏、ロングボウ・ファイナンスがザウバーを買収。チーム創設者であるペーター・ザウバーはすべての業務から完全に退いた。ペーター・ザウバーは、2017年にザウバーが最後尾を走ることになるだろうと語る。
「10チームいる。ザウバーの最初のポジションは10番手だ。F1に奇跡は起こらない」とペーター・ザウバーは Sonntagsblick に述べた。「BMW以降の年月に目を向ければ、2012年が最後の本当に良いシーズンだった。それ以降は財政リソースの不足によって難しくなった」「2017年マシンの開発中、5月と9月の間の時間は非常に重要だった。その後、資金はなくなっていった」ペーター・ザウバーにはもはやチームの既得権はない。「自分の会社から分離するのに若干の時間を必要とした」とペーター・ザウバーは語る。「簡単ではなかったし、眠れぬ夜を過ごした。本当に綱渡りだったし、常に崩壊の可能性があった」「私にとっては、多くの不快な出会いや電話によってかなりストレスの多い状況だった」実際、ペーター・ザウバーとチーム代表モニーシャ・カルテンボーンの間で争いがあったとの噂もある。「我々はごくわずかな連絡してとっていなかった」とペーター・ザウバーは認める。「まだ一部の授業員とは連絡をとっているが、オフィスはないし、私があそこに行くことはない」「彼らは私が創設者だと言い、ザウバーの名前を使っていくと言っている。それは新しいオーナーにとって重要なことだ。だが、全体的に我々ははっきりと断絶されている」「その方がいい。私はもう会社とは何の関係もない」