ザウバーは、マノーとハースによって2016年のポイント争いはより厳しいシーズンになると考えている。2014年をノーポイントで終えたザウバーだが、今年は36ポイントを獲得して、マクラーレン・ホンダとマノーを上回る8位でシーズンを終えた。しかし、ザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンは、メルセデスのエンジンを得るマノーと、フェラーリから広範囲な技術サポートを受ける新チームのハースの出現によって、戦いはさらに厳しくなると考えている。
「決して誰も軽く見るべきではありません。昨年、私たちは状況がうまくいかなかった1つのレースで、どこで終えることになるかを目にしました」とモニーシャ・カルテンボーンは2014年のF1モナコGPに言及。「マノーは(メルセデスと)新たなタイアップを結びました。新しい(ハース)は、メディアから学んだことによれば、他チーム(フェラーリ)と広範囲な協力を受けているようです」「なので、ポイントを獲得するのはとても難しくなるでしょう」それでも、モニーシャ・カルテンボーンは、2016年の予算と元フォース・インディアとケータハムのテクニカルディレクターを務めたマーク・スミスの加入によってマノーとハースの脅威を食い止められる力がザウバーにはあると考えている。「マークには、とりわけ制約がある状況にいる際の多くの経験があります。それに彼はそれについて非常に穏やかで冷静です」「彼にははっきりとしたビジョンがありますし、彼はそれを段階的にもたらしています。そのような制限内で技術面でどのようにチームを扱い、導いていくかの経験を積んでいるので、彼は正しい方向に進めています」「彼は、チームのフルサポートを得ています。私たちは状況は単純化し、さらに効率的にするであろう彼の技術面のやり方に多くのことを得られると確信しています」「私たちは段階的に正しい方向に進んでいますし、それは今年も示せたことだと思っています」
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