ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーは、まだF1には何名か紳士がいると主張している。最近のFダクト論争では、メルセデスAMGのロス・ブラウンが、追求するべきではないテクノロジーにおいてチーム間の“紳士協定”を破ったと示唆されている。おそらくF1パドックで数少ない紳士のひとりであるペーター・ザウバーは、まだ何人か仲間はいると Sonntagsblick に語った。
F1マレーシアGPのセルジオ・ペレスの2位表彰台について個人的に祝福されたか尋ねられたペーター・ザウバーは「マクラーレンのマーティン・ウィットマーシュは、非常に素晴らしい祝辞をくれた」とコメント。「フランツ・トスト(トロ・ロッソ)は、愛嬌のあるテキストを書いてくれた。それにドメニカリとフェラーリの人々もだ。我々は非常に友好的な関係を築いている」F1には他にも多くの紳士がいるかどうかに関しては「このビジネスにおいて、あまりそのような質問はするべきではない」と主張。「コーリン・チャップマンは知らなかった。ケン・ティレルは、大いにアピールしてきたが、我々(ザウバー)を獲得することに真剣ではなかった。フランク・ウィリアムズも同じだ」ザウバーの2012年マシンがなぜ速いかについて、パドックでは懐疑論と皮肉的な考え方が広まっている。実際、ザウバー C31は冬季テストでも速かったが、数日前まで深刻な脅威とはみられていなかった。「ヘレスとバルセロナのテストを終え、我々のマシンが良いことはわかっていた。だが、他は単に我々が軽い燃料で走っていると考えていた。ミッドフィールドのチームがそのような速さを示したときは一般的なことだ」またペーター・ザウバーは、セルジオ・ペレスのストーリーを楽しんでいると述べた。「1年前、彼らはコクピットのためにお金を払っただけだと言われていた。なので、今になって彼はフェラーリに行くだろうと彼らが言っているのを見るとくすくす笑ってしまうよ」