ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーは、F1イタリアGPでギアボックス故障により2台ともリタイアに終わったことに「怒っている」ことを認めた。ザウバーは、フェラーリ製のエンジンとギアボックスを搭載している。ペーター・ザウバーは、近年のF1ではテクニカルトラブルが珍しくなっていることに言及し、「F1の石器時代に戻ったようだった」と Auto Motor und Sport に述べた。
同紙によると、フェラーリはセルジオ・ペレスと小林可夢偉のリタイアの原因となったギアボックス故障の原因を「まだ分析していない」と報じた。ペーター・ザウバーは、故障によってフォース・インディアとトロ・ロッソとのチャンピオンシップの接戦でポイントを失ったと述べた。「オーストラリアと同じように、ライバルに今年2回目となる大きなポイントを与えてしまった」「だが、我々はそれを潔く受け止め、残り6戦を全力で戦わなければならない」ザウバーは、2011年以降かつてBMWのワークスチームの本部だったヒンウィルの施設を活用できる予算を獲得することを期待している。「インフラは素晴らしいと思っている」とペーター・ザウバー述べた。「もちろん、もっと資金があれば我々はさらに速く走れる。我々の場合、それはとても簡単だ」と語るペーター・ザウバーは、チームスタッフ数を現在の280名よりも増員することを望んでいることを認めた。
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