佐藤琢磨は、インディカー第7戦テキサスの決勝レースをクラッシュによりリタイアで終えた。11番手スタートから佐藤琢磨は16番手まで後退し、そこから11位まで挽回と、アップ・アンド・ダウンの激しいレース序盤を戦った。1回目のピットストップを迎える前に佐藤のフロントタイヤはグリップが低下し、20位まで大きく後退。この時のピットストップで佐藤のチームはセッティングを変更し、再び上位を目指して走り出した。
そして順位を上げていこうという矢先の56周目、ターン2でマシンの右リアサスペンションが突然壊れ、外側の壁にぶつかり、リタイアを喫した。佐藤琢磨 (24位)「これから、という時に突然マシンのフロアが路面に接触し、壁にぶつかってしまいました。スタートから少しして一度順位を下げましたが、オーバーテイクを重ねて順位を挽回。その後にフロントタイヤがグリップを失い、また順位は下がりました。ピットストップでセッティングやタイヤの内圧を変更し、再度ポジションを上げていけると思ったところでのアクシデントだけに本当にくやしいです。次のアイオワのオーバルでいい結果を残したいと思います」