佐藤琢磨は、インディカー 第9戦 テキサスの決勝レースを16位で終えた。佐藤琢磨は、ダウンフォースを小さめに設定したマシンで13番グリッドからスタート。多くのマシンが作り出す乱気流の中で戦った序盤、佐藤琢磨はスピードが伸びずに18番手まで後退した。
ピットストップのたびにセッティングを変更し、コンディションの変化にマシンを合わせようと頑張ったが、レースを通してダウンフォースが足りていなかったために思うような走りができず、16位でゴールした。佐藤琢磨(16位)「昨日のファイナルプラクティスとは違うウイングセッティングでレースに臨みました。昨日よりダウンフォースを小さくしてみました。レースが終盤になって気温や路面温度が下がったときにマシンが速くなるようにと考えてのことでした。しかし、ダウンフォースはスタートからゴールまで、全く足りていませんでした。序盤からタイヤの消耗が激しく、早めにピットストップを行ってタイヤを交換しましたが、周回遅れとなってしまいました。レースの後半はウイングを寝かせるセッティングに変更しましたが、全体的に大変難しいレースとなっていました。次のトロントはまたストリートレースですから、デトロイトのようにいいパフォーマンスを見せることができるようがんばります」