佐藤琢磨は、ダブルヘッダーとなったデトロイトの2レース目をクラッシュリタイアで終えた。佐藤琢磨は、土曜日に行われた予選の結果によって、このレースは21番グリッドからスタート。10周目に起きたアクシデントを利用してハードタイヤへとスイッチし、この作戦によって8番手までポジションをアップした。
残る周回をトップグループで戦うチャンスをつかんだ佐藤琢磨だが、23周目のリスタート直後にターン3でルーキーのトリスタン・ボーティエ(Schmidt Peterson Motorsports)と接触し、タイヤバリアに突っ込んでリタイアとなった。最終的に佐藤は23位となり、レース終了時点でのポイントスタンディングは6位となった。佐藤琢磨 (23位)「ターン3で接触し、リタイアとなってしまいました。とても残念です。あそこはもう何度も2台が並んで走り抜けているコーナーです。ブレーキングで真横に並びかけていたわけですから、私がアウト側にいることを彼は知っていたはずです。そのような状況では1台分のスペースを相手に与えるようにとドライバーズミーティングで全員が確認をしていたのですが、アクシデントは起こってしまいました。起こってしまったことは仕方ありませんが、マシンが土曜日よりいいセッティングになっていただけに本当に残念な結果です」